ゲッベルスと私

上映中
2021年11月20日(土)~2022年1月14日(金)毎週日曜日15:30~

S C H E D U L E

スケジュール

2021年11月20日(土)~2022年1月14日(金)毎週日曜日15:30~

上映開始時間・混雑状況

15:30

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入場料金

◆当日料金 一般¥1,800/学生・シニア¥1,500/小・中・高校生¥1,200/エキプ会員・障害者¥1,400

◆リピート割引(「ユダヤ人の私」の半券提示)¥1,500

I N T R O D U C T I O N

O U T L I N E

イントロダクション・あらすじ

ゲッベルスと私

終戦から69年の沈黙を破り、ゲッベルスの秘書が独白する。

若きポムゼルは、第二次世界大戦中、1942年から終戦までの3年間、ナチスの宣伝大臣ヨーゼフ・ゲッベルスの秘書として働き、近代における最も冷酷な戦争犯罪者のそばにいた人物である。本作は彼女が終戦から69年の沈黙を破って当時を語った貴重なドキュメントである。“ホロコーストについてはなにも知らなかった”と語るポムゼルの30時間に及ぶ独白インタビューは、20世紀最大の戦争と全体主義の下で抑圧された人々の人生を浮き彫りにする。

ゲッベルスと私

彼女のあらゆる表情と証言は、ナチスの時代を甦らせる。

いくつもの高精度カメラは、ポムゼルの深く刻まれた顔の皺や表情だけではなく、瞳の奥に宿す記憶をも鮮明にとらえる。幼少の頃の父親の思い出、初めて出来た恋人の話、ユダヤ人の友人の面影、そして“紳士”ゲッベルスについて、103歳とは思えぬ記憶力でカメラに語りかける。“いわれたことをタイプしていただけ”と語りながらも、時折、表情を強張らせて慎重に言葉を選ぶポムゼル。それは、ハンナ・アーレントにおける“悪の凡庸さ”をふたたび想起させる。

ゲッベルスと私

世界初公開のアーカイヴ映像が、戦争の真実を明るみにする。

本作品には、当時、世界各国で製作されたアーカイヴ映像が数多く挿入される。ナチスを滑稽に描くアメリカ軍製作のプロパガンダ映画、ヒトラーを揶揄する人々を捉えたポーランドの映像、ゲッベルスがムッソリーニとヴァカンスを楽しむプライベート映像、そして戦後、ナチスのモニュメントを破壊する人々やホロコーストの実態を記録した映像。それらは、戦争という人間の愚行はいつでも繰り返されることを語り、紛争の続く今日に警鐘を鳴らしている。

I N F O R M A T I O N

基本情報

原題

A GERMAN LIFE

監督

クリスティアン・クレーネス、フロリアン・ヴァイゲンザマー、オーラフ・S・ミュラー、ローラント・シュロットホーファー

詳細

2016年/オーストリア/113分/ドイツ語/16:9/モノクロ/配給:サニーフィルム

(c) 2016 BLACKBOX FILM & MEDIENPRODUKTION GMBH

L I N E U P

今後のラインアップ

未定です。

※上映時期につきましては、変更等の可能性がございますことをご了承ください。
Iwanami Hall
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