S C H E D U L E
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最終回の上映時間を変更いたします。
平日 19:00 →18:00~19:45
土日祝 18:30 →18:00~19:45
◆当日料金 一般¥1,800/学生・シニア¥1,500/小・中・高校生¥1,200/エキプ会員・障がい者¥1,400
◆映画サービスデー 毎月1日は¥1,400均一
◆最終回学割チケット 毎日の最終回 に限り大学、大学院、専門学校生の方は¥1,200
I N T R O D U C T I O N
O U T L I N E
北マケドニアの小さな町では、毎年1月に司祭が木製の十字架を川に投げ入れ、何百人もの男たちがそれを追って川に飛び込む儀式が行われている。十字架を手に入れた者には幸運と繁栄がもたらされるという。就職面接で不採用となったペトルーニャは、帰りがけに儀式に遭遇、思わず川に飛び込むと十字架を手に入れてしまう。男たちは、女人禁制の儀式に彼女が参加したことに激怒、大騒動に発展するが…。第69回ベルリン国際映画祭コンペティション部門エキュメニカル審査員賞受賞。
北マケドニアの小さな街。ペトルーニャは女性に禁じられた、“幸せの十字架”を偶然手にするが――
32歳のペトルーニャは、美人でもなく、体型は太目、恋人もいない。大学で学んだのに仕事はウェイトレスのバイトだけ。主義を曲げて臨んだ面接でもセクハラに遭った上に不採用となった帰り道に、地元の伝統儀式“十字架投げ”に出くわす。それは、司祭が川に投げ入れた十字架を男たちが追いかけ、手に入れた者には幸せが訪れると伝えられる祭りだ。ペトルーニャは思わず川に飛び込むと、その“幸せの十字架”を手にするが「女が取るのは禁止だ!」と男たちから猛反発を受け、さらには教会や警察を巻き込んでの大騒動に発展していく……。
幸せを求めるペトルーニャの闘いを、マケドニアの女性監督がアイロニーとユーモアで鋭く描き切った傑作!
監督は首都スコピエ生まれのテオナ・ストゥルガー・ミテフスカ。ニューヨーク大学で映画を学び、新作を発表するたびに数々の国際映画祭で注目を集める才媛だ。「今日でさえ、強い女性として活躍するのが難しい」と語る保守的なバルカン地域を舞台に、ペトルーニャの闘いをアイロニーとユーモアで鋭く描き出す。「幸せになる権利は私にもあるはず。なのに、なぜ?」――映画が描くペトルーニャの思いは性別だけでなく国籍、出自、セクシャリティ……など、多様な社会に生きるあらゆる人々に普遍的なもの。それがままならない世の中と闘い始めた彼女が、周囲に投げかける「なぜ?」は、つまり現代社会にすべての人の「なぜ?」でもあるのだ。
I N F O R M A T I O N
Got Exists, Her Name Is Petrunya
テオナ・ストゥルガル・ミテフスカ
2019年/北マケドニア映画/カラー/マケドニア語/100分/アルバトロス・フィルム配給
L I N E U P
未定です。