S C H E D U L E
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上映が始まり次第、混雑状況をお知らせいたします。
◆当日料金 一般¥1,800/学生・シニア¥1,500/小・中・高校生¥1,200/エキプ会員・障害者¥1,400
◆映画サービスデー 毎月1日は¥1,400均一
◆最終回学割チケット 毎日の最終回 (月~金19:00/土日祝18:30)に限り大学、大学院、専門学校生の方は¥1,200
◆前売料金 一般¥1,500 エキプ会員¥1,300 ローソン(Lコード32014)※販売期間11月30日(水)~3月17日(金)
I N T R O D U C T I O N
O U T L I N E
生誕110年、没後40年メモリアルの掉尾を飾り、ヴィスコンティ渾身の後期最高傑作と言われる『家族の肖像』が、39年ぶりにスクリーンによみがえります。
18世紀イギリスで流行した<家族の肖像>と呼ばれる家族の団欒画のコレクションに囲まれて、ローマの豪邸に一人暮らす老教授。失われゆくものたちに埋もれ、孤独に生きていた彼の生活が、ある家族の闖入によって掻き乱されていく…。
1981年、前作『ルートヴィヒ』の完成間際に病いに倒れ、敬愛する文豪トーマス・マンが息を引き取ったというスイスの病院の同じ病室に身を置いてきたルキーノ・ヴィスコンティ監督、その時65歳。
ライフワークとしていた諸作品(「魔の山」、「失われた時を求めて」etc...)の映画化を健康上の理由から断念せざるを得なくなった彼が、共同脚本のエンリコ・メディオーリに口にした「単純で簡潔な、一室内で終始する物語。登場人物は二人」というアイデアから生まれたのが本作。美術のマリオ・ガルブリア指揮の下、制作されたスタジオのセット内ですべて撮影、車椅子を繰りながら気迫と執念で撮り上げました。
長年に渡り協力関係にあった名優たちが奏でる、室内楽にも似た名演のアンサンブル。『山猫』で、最もヴィスコンティ自身に近い、といわれた滅びゆく貴族を見事に体現したバート・ランカスターが、ここでもまた、ヴィスコンティ自身の精神的な肖像とも言うべき教授役を味わい深く演じています。
始めは反目しながらも次第に強く惹かれていく、粗野な面と知性を同時に持つ美青年コンラッドには、公私にわたり監督から寵愛を受けたヘルムート・バーガー。気品あふれる存在感を過去作に焼き付けてきたシルヴァーナ・マンガーノが、貴族ならではの傍若無人さをまき散らす侯爵夫人に扮し、強烈な存在感を示します。回想場面で登場する、クラウディア・カルディナーレ、ドミニク・サンダの特筆すべき美しさに、ため息が漏れることでしょう。
I N F O R M A T I O N
Gruppo di famiglia in un interno (英題:Conversation Piece)
ルキーノ・ヴィスコンティ
1974年/イタリア=フランス映画/オリジナル英語版/121分/モノラル/シネマスコープ/配給:ザジフィルムズ
S T A F F C A S T
原案:エンリコ・メディオーリ
共同脚本:スーゾ・チェッキ・ダミーコ、エンリコ・メディオーリ
音楽・指揮:フランコ・マンニーノ
バート・ランカスター
ヘルムート・バーガー
シルヴァーナ・マンガーノ
ドミニク・サンダ
クラウディア・カルディナーレ
L I N E U P
未定です。