S C H E D U L E
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◆当日料金 一般¥1,800/学生・シニア¥1,500/小・中・高校生¥1,200/エキプ会員・障害者¥1,400
◆映画サービスデー 毎月1日は¥1,400均一
◆最終回学割チケット 毎日の最終回 (月~金19:00/土日祝18:30)に限り大学、大学院、専門学校生の方は¥1,200
I N T R O D U C T I O N
O U T L I N E
ワイダ監督が最後に伝えたかったこととは――?
一人の人間がどのように国家に抵抗するのか。
表現の自由を得るために、どれだけの代償を払わねばならないのか。
全体主義のなか、個人はどのような選択を迫られるのか。
これらの問題は過去のことと思われていましたが、
今、ふたたびゆっくりと私たちを苦しめ始めています。
――これらにどのような答えを出すべきか、私たちは既に知っているのです。
このことを忘れてはなりません。
アンジェイ・ワイダ 2016年、初夏。
実在の芸術家を通じて描かれる、20世紀の激動の時代。
祖国への報われぬ愛に殉じた、不屈の精神――
2016年10月9日、アンジェイ・ワイダ監督が急逝した。享年90。世界から尊敬される巨匠が死の直前に完成させた作品は、戦後の社会主義圧政下で、自らの信念を貫き、闘った実在の芸術家の姿だった――。
第二次大戦後、ソヴィエト連邦の影響下におかれたポーランド。スターリンによる全体主義に脅かされながらも、カンディンスキーやシャガールなどとも交流を持ち、情熱的に創作と美術教育に打ち込む前衛画家ヴワディスワフ・ストゥシェミンスキ。しかし、芸術を政治に利用しようとするポーランド政府が要求した社会的リアリズムに真っ向から反発したために、芸術家としての名声も、尊厳も踏みにじられていく。けれども彼は、いかなる境遇に追い込まれても、芸術に希望を失うことはなかった。“芸術と恋愛は、自分の力で勝負しなければならない――”その気高い信念と理想は、今の不確かな時代にも、鮮烈な光を残していく――。
ワイダ監督が放つ最後のメッセージが、いよいよ公開となる。本作は監督の死の一ヶ月前、トロント国際映画祭マスター部門で世界初上映され、2017年アカデミー外国語映画賞ポーランド代表作品に選ばれている。
『残像』は、ポーランド人の画家ヴワディスワフ・ストゥシェミンスキ(1893~1952)の晩年の4年間を描いているが、アンジェイ・ワイダが生涯を通して追求し続けたテーマを凝縮させたかのような、まさに遺言と呼ぶにふさわしい作品に仕上がっている。
I N F O R M A T I O N
Powidoki (英題:Afterimage)
アンジェイ・ワイダ
2016年/ポーランド映画/ポーランド語/99分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/DCP/配給:アルバトロス・フィルム/後援:ポーランド広報文化センター/提供:ニューセレクト/宣伝:テレザ、ポイント・セット
公式ページ zanzou-movie.com
S T A F F C A S T
脚本:アンジェイ・ワイダ、アンジェイ・ムラルチク
撮影:パヴェウ・エデルマン
ボグスワフ・リンダ
ゾフィア・ヴィフワチ
L I N E U P
未定です。