S C H E D U L E
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※上映が始まり次第、お知らせいたします
◆当日料金 一般¥1,800/学生・シニア¥1,500/小・中・高校生¥1,200/エキプ会員・障害者¥1,400
◆映画サービスデー 毎月1日は¥1,400均一
◆最終回学割チケット 毎日の最終回 (19:00)に限り大学、大学院、専門学校生の方は¥1,200
◆前売券 ¥1,500 ローソン(Lコード 34709)は9/21(金)までの販売
I N T R O D U C T I O N
O U T L I N E
妙なる静けさが心にしみわたる、自然と人の神秘なる交感
ジョージア(グルジア)の南西部、トルコと国境を接するアチャラ地方の山深い小さな村が舞台である。村には人々の心身の傷を癒してきた聖なる泉があり、先祖代々、泉を守り、水による治療を司ってきた家族がいた。儀礼を行う父親は老い、三人の息子はジョージア正教(キリスト教)の神父、イスラム教の聖職者、無神論の科学の教師になり、生きる道が異なった。そして父親は一家の使命を、娘のツィスナメ(ナメ)に継がせようとしていた。その宿命に思い悩むナメ。彼女は村を訪れた青年に淡い恋心を抱き、他の娘のように自由に生きることを憧れる。一方で川の上流に水力発電所が建設され、少しずつ山の水に影響を及ぼしていた。そして父とナメは泉の変化に気づく…。
霧に包まれた森と湖に描かれる、太古から語り継がれた物語
「聖なる泉の少女」は、この地方で昔から口承で伝わってきた物語を元にしている。
むかしむかし、泉の水で人々の傷を癒していた娘がいました。いつしか彼女は他の人々のように暮らしたいと願い、自らの力を厭うようになりました。そして、ある日、力の源だった泉の魚を解き放って、他の人々と同じ生活に帰っていきました。
霧に包まれた森と湖、美しく幽玄な自然を映した詩的映像、清冽で限りなく静謐な世界に映し出される太古から語り継がれた物語。本作は、古代の信仰の世界をとおして、人と風土の内面的な絆の深さ、そこから生まれた神話的世界を描く。そして泉の水による傷の治療、息を吹きかけて松明を灯す儀式など、自然と人の霊的な交感を描き、心の世界を置き去りにした今日の物質文明に対し異議を投げかけている。
ジョージア(グルジア)について
ジョージア(グルジア)は3000年の歴史をもつといわれ、東西交易の要所だったため、他国の侵略を絶え間なく受けてきた。現代のジョージアの主な宗教はジョージア正教(キリスト教)。本作の舞台は黒海に面した西部のアチャラ地方である。西ジョージアはかつてコルキスと呼ばれ、紀元前5世紀にギリシア、その後もローマ帝国など、数々の国の影響を受けてきた。9世紀にジョージア王国に組み込まれるが、侵略は続き、特に16世紀以降のオスマン帝国との抗争により、この地にはイスラム教徒のジョージア人が多い。
I N F O R M A T I O N
S T A F F C A S T
ザザ・ハルヴァシ
ギオルギ・シュヴェリゼ
マリスカ・ディアサミゼ
アレコ・アバシゼ
エドナル・ボルクヴァゼ
ラマズ・ボルクヴァゼ
ロイン・スルマニゼ
L I N E U P
未定です。