P A S T F I L M S
1991年12月14日(土)~1992年2月28日(金)
原題 Mississippi Masala
ミーラー・ナーイル監督/1991年/アメリカ映画/英語/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:ケイエスエス
1991年9月14日(土)~1991年12月13日(金)
原題 Korczak
アンジェイ・ワイダ監督/1990年/ポーランド=西独=フランス映画/ポーランド語/118分/モノクロ/ヴィスタヴィジョン/配給:ヘラルド・エース、日本ヘラルド映画
91年度エキプの掉尾を飾ったワイダ監督のこの最新作は、コルチャックの信念と、子どもが生きる権利の大切さを人々に喚起され、大きな感動と話題をよんだ。
1991年7月6日(土)~1991年9月13日(金)
英題 Why has Bodhi-Dharma left for the East?
ペ・ヨンギュン( 裵鏞均)監督/1989年/韓国映画/韓国語/137分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:シネセゾン
エキプ初の韓国映画。10週間の上映をほぼ満席で終了した。映画がもつ先入観を排し、自然と合体しつつ独自の世界を創造したペ監督の次回作が期待される。
1991年4月27日(土)~1991年6月30日(日)
原題 Dom za Vesanje
エミール・クストリッツァ監督/1989年/ユーゴスラヴィア映画/ロマニ語/143分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:ヘラルド・エース、日本ヘラルド映画
ジプシーの生活を喧騒と猥雑のうちに描きながら、その悲しみを民族の魂の輝きにまで昇華させたクストリッツァ監督の実力に、多くの観客が満足した。
1991年3月9日(土)~1991年4月26日(金)
原題 Drevo Zhelaniya
テンギズ・アブラゼ監督/1977年/グルジア(ソビエト)映画/グルジア語/107分/カラー/スタンダード/配給:日本海映画
久しぶりのグルジア作品だったが、この国の映画を愛する観客の多いことが改めて確認された。民族独立を願う人々の心を映し出して生涯忘れられない名作。
1991年2月23日(土)~1991年3月8日(金)
原題 Cartas del Parque
トマス・グティエレス・アレア監督/1988年/キューバ=スペイン映画/スペイン語/カラー/スタンダード/配給:シネセゾン
ハバナ郊外の小さな町でおきた中年の代書屋と若い娘の恋物語。古典的でさわやかなこの作品は、巨匠アレアとキューバの特徴の一つをよく表していた。
1991年2月9日(土)~1991年2月22日(金)
原題 Milagro en Roma
リサンドロ・ドゥケ・ナランホ監督/1988年/コロンビア=スペイン映画/スペイン語/80分/カラー/スタンダード/配給:シネセゾン
父親と幼い娘の奇跡を描いてシリーズ中もっとも人気の高かった作品。政治や宗教への不信と批判をこめながらも、そこにあふれている抒情が美しかった。