P A S T F I L M S
1993年12月11日(土)~1994年3月18日(金)
原題 La Crise
コリーヌ・セロー監督/1992年/フランス映画/フランス語/96分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:東宝東和
現代社会に溢れるさまざまな危機。その中で生きてゆかなければならない女と男。そんな人々へのセロー監督の応援歌。国際家族年にふさわしい作品だった。
1993年9月4日(土)~1993年12月10日(金)
原題 The Company of Strangers
シンシア・スコット監督/1990年/カナダ映画/英語/101分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:大映
初めて映画に出演した老女たちが起こした“映画の軌跡”。観客に生きることの勇気と励ましを与えて、「八月の鯨」につぐ大ヒットとなった。94年再上映決定。
1993年4月3日(土)~1993年9月3日(金)
原題 清涼寺鐘聲 / 英題 The Bell of the Qing Liang Temple
シェ・チン(謝晋)監督/1991年/中国=香港映画/中国語/121分/カラー/シネマスコープ/配給:東和プロモーション
残留孤児の成長と心の軌跡を描いたこの作品で、観客は中国人養母の国境を越えた愛情に初めて触れた。ハンカチを配るべきだという声が上がった程の感動作。
1993年2月6日(土)~1993年4月2日(金)
原題 Wesele
アンジェイ・ワイダ監督/1973年/ポーランド映画/ポーランド語/106分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:岩波ホール
ワイダ監督中期の傑作といわれ、エリア・カザンが最も愛した作品である。祖国の自由と再生を願うワイダ監督の心情が、豊かな音と色に彩られて画面を覆う。