過去の上映作品一覧

P A S T F I L M S

2000年代

2000年代 上映作品

アニエスの浜辺

2009年10月10日(土)~2009年12月4日(金)

原題 Les Plages d’Agnès

アニエス・ヴァルダ監督/2008年/フランス映画/フランス語/113分/カラー/ヴィスタビジョン/配給:ザジフィルムズ/ドキュメンタリー

女性監督の先駆者でありヌーヴェルヴァーグの旗手アニエス・ヴェルダ。自身と夫ジャック・ドゥミ作品の一部分をちりばめながら軽やかに80年の人生と愛を語る。

アニエス・ヴァルダの世界

2009年9月26日(土)~2009年10月9日(金)

「5時から7時までのクレオ」

原題 Cléo de 5 à 7

アニエス・ヴァルダ監督/1961年/フランス=イタリア映画/フランス語/90分/モノクロ/ヴィスタヴィジョン/配給:ザジフィルムズ

 

「シェルブールの雨傘」

原題 Les Parapluies de Cherbourg

ジャック・ドゥミ監督/1963年/フランス映画/フランス語/91分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:ハピネット

 

「幸福~しあわせ~」

原題 Le Bonheur

アニエス・ヴァルダ監督/1964年/フランス映画/フランス語/80分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:ザジフィルムズ

 

「ロシュフォールの恋人たち」

原題 Les Demoiselles de Rochefort

ジャック・ドゥミ監督/1966年/フランス映画/フランス語/127分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:ハピネット

 

「ロバと王女」

原題 Peau d’âne

ジャック・ドゥミ監督/1970年/フランス映画/フランス語/89分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:セテラ・インターナショナル

 

「ジャック・ドゥミの少年期」

原題 Jacquot de Nantes

アニエス・ヴァルダ監督/1991年/フランス映画/フランス語/120分/カラー&モノクロ/ヴィスタヴィジョン/ドキュメンタリー

 

「落穂拾い」

原題 Les Glaneurs et la glaneuse

アニエス・ヴァルダ監督/2000年/フランス映画/フランス語/82分/カラー/ヴィスタヴィジョン/ドキュメンタリー

ポー川のひかり

2009年8月1日(土)~2009年9月25日(金)

原題 Cento Chiodi

エルマンノ・オルミ監督/2006年/イタリア映画/イタリア語/94分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:クレストインターナショナル

真実は書物ではなく人生の中にある。「木靴の樹」以来30年ぶりにエキプ公開のオルミ監督、その現代文明批判は幅広い観客の共感を呼んだ。

嗚呼 満蒙開拓団

2009年6月13日(土)~2009年7月31日(金)

英題 A Story of Manchurian Settler Communities

羽田澄子監督/2008年/日本映画/日本語/120分/カラー/スタンダード/配給:自由工房/ドキュメンタリー

羽田監督は、戦時中満蒙開拓の名目で中国奥地に送られ敗戦と共に棄民された人々のその後を描き、国家の非情と無責任を追及して多くの観客の支持を得た。

子供の情景

2009年4月18日(土)~2009年6月12日(金)

英題 Buddha Collapsed out of Shame

ハナ・マフマルバフ監督/2007年/イラン=フランス映画/ダリー語/81分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:ムヴィオラ、カフェグルーヴ

学校に行って学びたいと願う少女バクタイの日常を追うことにより19歳の女性監督マフマルバフはアフガニスタンの子供たちが置かれた現状を鋭く告発した。

シリアの花嫁 

2009年2月21日(土)~2009年4月17日(金)

英題 The Syrian Bride

エラン・リクリス監督/2004年/イスラエル=フランス=ドイツ映画/アラビア語、ヘブライ語、英語、ロシア語、フランス語/97分/カラー/シネマスコープ/配給:シグロ、ビターズ・エンド

人生で最も幸せであるべき結婚式が家族との永遠の別れの日になるのか。占領下の境界線がもたらす不条理と世代による価値観の違いが見事に描き出された。

懺悔 

2008年12月20日(土)~2009年2月20日(金)

原題 Pokayanie / 英題 Repentance

テンギズ・アブラゼ監督/1984年/ソビエト(グルジア)映画/グルジア語/153分/カラー/スタンダード/配給:ザジフィルムズ

完成後20年余を経て日本で公開されたこの作品は鮮やかな映像表現を以って独裁と粛清の恐怖を描き、旧ソ連の体制崩壊を導いた傑作として名を残した。

夢のまにまに

2008年10月18日(土)~2008年11月14日(金)

英題 Dreaming Awake

木村威夫監督/2008年/日本映画/日本語/106分/ヴィスタヴィジョン/配給:パル企画

映画美術の大御所木村氏が長編劇映画を初監督。自らの人生と戦争に対する思いを瑞々しい映像で表現。90歳の監督デビューはギネスブックにも認定された。

シロタ家の20世紀

2008年9月27日(土)~2008年10月17日(金)

英題 The Shirota Family and the 20th century

藤原智子監督/2007年/日本映画/日本語、フランス語/92分/カラー/スタンダード/配給:「シロタ家の20世紀」上映委員会/ドキュメンタリー

藤原監督は、ナチスの迫害によってヨーロッパ、アジア、アメリカへ広がるベアテ・シロタ・ゴードンさんの一族を通して“戦争の20世紀”を描き出した。

火垂るの墓

2008年7月5日(土)~2008年9月26日(金)

英題 Grave of the Fireflies

日向寺太郎監督/2008年/日本映画/日本語/100分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:パル企画

野坂昭如氏の悲痛な原作をデビュー2作目の日向寺監督が実写映像化。師黒木和雄監督の非戦の遺志を、戦争を体験していない世代が受け継いだ。

花はどこへいった

2008年6月14日(土)~2008年7月14日(金)

英題 Agent Orange – A Personal requiem

坂田雅子監督/2007年/日本映画/日本語、英語、ベトナム語/71分/カラー/配給:シグロ/ドキュメンタリー

戦場カメラマンの夫の早い死を悼む妻がその死の原因をベトナムで追究。枯葉剤が今も影響し続け住民を苦しめる様子を優れたドキュメンタリーに結実させた。

ランジェ公爵夫人 

2008年4月5日(土)~2008年6月13日(金)

原題 Ne touchez pas la hache

ジャック・リヴェット監督/2006年/フランス=イタリア映画/フランス語/137分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:セテラ・インターナショナル

文豪バルザックの原作をヌーヴェルヴァーグの巨匠リヴェットが完全映画化。19世紀初頭のパリの貴族社会の絢爛豪華さとその駆引きに観客は魅せられた。

胡同の理髪師

2008年2月9日(土)~2008年4月4日(金)

英題 The Old Barber

ハスチョロー(哈斯朝魯)監督/2006年/中国映画/中国語/105分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:アニープラネット

93歳で現役の理髪師の凛とした生き方を本人が演じるという新しいスタイルが話題を呼んだ。理想の老境とも言われ多くの観客が共感、大ヒットとなった。

サラエボの花 

2007年12月1日(土)~2008年2月8日(金)

原題 Grbavica

ヤスミラ・ジュバニッチ監督/2006年/ボスニア・ヘルツェゴヴィナ=オーストリア=ドイツ=クロアチア映画/ボスニア語/95分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:アルバトロス・フィルム、ツイン

旧ユーゴ。かつて平和裏に共存していた民族同士が憎しみ合い、互いに残酷な行為に走る戦争の愚かしさを告発し、悲しみから再生する母娘を温かく描く。

白い馬の季節 

2007年10月6日(土)~2007年11月30日(金)

英題 Season of The Horse

ニンツァイ(寧才)監督/2005年/中国映画/モンゴル語/105分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:ワコー、フォーカスピクチャーズ

内モンゴルの遊牧生活の破綻を描きながら地球温暖化、砂漠の拡大、都会と地方の格差等の問題が全世界共通であることを指摘、見る者の共感を呼んだ。

ヒロシマナガサキ 

2007年7月28日(土)~2007年10月5日(金)

原題 White Light/Black Rain

スティーヴン・オカザキ監督/2007年/アメリカ映画/日本語、英語、韓国語/86分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:シグロ、ザジフィルムズ

被爆者の証言を中心に新たな資料も加えて構成。全米ケーブルTVで1ヶ月間繰返し放映。終わりのない放射能被害を知らずにいる人々に大きな衝撃を与えた。

終りよければすべてよし 

2007年6月2日(土)~2007年7月27日(金)

英題 All’s Well that Ends Well

羽田澄子監督/2006年/日本映画/日本語/129分/カラー/スタンダード/配給:自由工房/ドキュメンタリー

ますます進む日本社会の高齢化問題をライフワークとする羽田監督の新作は、模索を続ける医療現場の状況を描き、将来を不安視する多くの観客の支持を得た。

約束の旅路

2007年3月10日(土)~2007年6月1日(金)

原題 Va, vis et deviens

ラデュ・ミヘイレアニュ監督/2005年/フランス映画/フランス語、ヘブライ語、アムハラ語/149分/カラー/シネマスコープ/配給:カフェグルーヴ、ムヴィオラ

アイデンティティに悩みながら“4人の母”に見守られて成長する少年。難民キャンプに井戸を掘るための、初の試みであるブログ基金も話題となった。

赤い鯨と白い蛇

2006年11月25日(土)~2007年3月9日(金)

英題 A Red Whale and a White Snake

せんぼんよしこ監督/2005年/日本映画/日本語/102分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:東北新社クリエイツ、ティー・オー・ピー

78歳で映画監督デビューを果たしたせんぼん監督。世代の違う5人の女性のみの出演で、反戦の思いを今残さなければという切迫した気持が伝わってくる。

紙屋悦子の青春 

2006年8月12日(土)~2006年11月24日(金)

英題 The blossoming of Etsuko Kamiya

黒木和雄監督/2006年/日本映画/日本語/113分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:パル企画

特攻として命を落とす青年と彼を慕う娘。青年の友人と結婚した人生を夫婦で振り返る。黒木和雄監督は完成直後に急逝。非戦の思いが通低音となって流れる。

母たちの村 

2006年6月17日(土)~2006年8月11日(金)

原題 Moolaadé

ウスマン・センベーヌ監督/2004年/フランス=セネガル映画/マンディンゴ語/124分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:アルシネテラン

現在もアフリカの一部の国に残る女性性器切除の風習。悪習を断つため立ち上がる1人の母親の姿を、女性を尊ぶセンベーヌ監督が気高く描き、観客の共感を得た。

家の鍵 

2006年4月8日(土)~2006年6月16日(金)

原題 Le chiavi di casa

ジャンニ・アメリオ監督/2004年/イタリア映画/イタリア語/111分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:ザジフィルムズ

障害を持つ息子と15年ぶりに再会する父親。ぎこちない2人の絆が短かい旅を通じて徐々に深まる。実際の障害者を起用し、辛い現実と共に希望を提示する。

死者の書

2006年2月11日(土)~2006年4月7日(金)

英題 The Book of the Dead

川本喜八郎監督/2005年/日本映画/日本語/40分/カラー/スタンダード/配給:桜映画社

折口信夫の小説を人形アニメーションの第一人者川本喜八郎監督が映像化。亡霊となった大津皇子の鎮魂のため布を織る郎女のひたむきな表情は生身の人間を超える。

二人日和

2005年11月26日(土)~2006年2月10日(金)

英題 Turn Over

野村惠一監督/2005年/日本映画/日本語/111分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:パンドラ

永年連れ添い苦労をかけた妻がALSを発症。夫は家業を閉じて看護する。ALSになったスタッフのために京都の映画人が総力を挙げて製作し大ヒットした。

亀も空を飛ぶ 

2005年9月17日(土)~2005年11月25日(金)

英題 Turtles Can Fly

バフマン・ゴバディ監督/2004年/イラン=イラク映画/クルド語/97分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:オフィスサンマルサン

戦争の中に日常がある2003年頃のイラクのクルド人村。地雷を掘って生計を立てる孤児たちの不条理な現実を告発し、かすかな希望を見出そうとする。

輝ける青春 

2005年7月9日(土)~2005年9月16日(金)

原題 La Meglio Gioventu

マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督/2003年/イタリア映画/イタリア語/366分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:東京テアトル

1960年代から40年にわたるイタリアの現代史を、ローマのある兄弟を中心につむぎ出す。6時間を超える作品だったがリピーターも数多い大ヒット作となった。

ベアテの贈りもの 

2005年4月30日(土)~2005年7月8日(金)

英題 The Gift from Beate

藤原智子監督/2004年/日本映画/日本語/92分/カラー/スタンダード

日本国憲法第14条に人権、第24条に男女平等の項を加え、戦後日本女性の地位向上に貢献したアメリカ人女性の半生を描いた資料的にも貴重なドキュメンタリー。

山中常盤

2005年4月23日(土)~2005年4月29日(金)

英題 In To The Picture Scroll -The Tale of Yamanaka Tokiwa

羽田澄子監督/2004年/日本映画/日本語/100分/カラー/スタンダード/配給:自由工房/ドキュメンタリー

母のいる場所

2005年4月9日(土)~2005年4月22日(金)

英題 Where Mom Is

槙坪夛鶴子監督/2003年/日本映画/日本語/116分/カラー/スタンダード/配給:企画制作パオ/ドキュメンタリー

父と暮せば

2005年3月5日(土)~2005年4月8日(金)

英題 The Face of Jizo

黒木和雄監督/2004年/日本映画/日本語/99分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:パル企画

<アンコールロードショー>

酔画仙

2004年12月18日(土)~2005年3月4日(金)

英題 Chihwaseon

イム・グォンテク監督/2002年/韓国映画/韓国語/119分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:エスパース・サロウ

韓国の名匠イム・グォンテク監督が19世紀、朝鮮王朝末期に実在した放浪の水墨画家チャン・スンオプの生涯を描く。権威を嫌い自由を愛した姿が真に迫る。

父と暮せば

2004年7月31日(土)~2004年12月17日(金)

英題 The Face of Jizo

黒木和雄監督/2004年/日本映画/日本語/99分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:パル企画

映画化を希望した黒木監督に原作者井上ひさし氏は快諾。非戦を誓う2人の熱い思いが結実した。新境地を開いた宮沢りえの演技に大きな称賛が集まった。

上海家族

2004年5月1日(土)~2004年7月30日(金)

原題 假装没感覚 / 英題 Shanghai Women

ポン・シャオレン(彭小蓮)監督/2002年/中国映画/中国語/96分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:東宝東和

繁栄を続ける現代の上海に生きる祖母、母、娘、三代のそれぞれの考え方を描くことにより、中国女性の置かれた状況と変わりつつある時代を活写した。

わが故郷の歌 

2004年2月21日(土)~2004年4月30日(金)

原題 Gomshodei dar Araq

バフマン・ゴバディ監督/2002年/イラン映画/クルド語/100分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:オフィスサンマルサン

1980年代のイラン・イラク戦争が庶民にもたらしたものは何であったか。悲惨な状況と一筋の希望を描き、ゴバディ監督はクルド人が担う今日の問題を提起。

美しい夏キリシマ

2003年12月6日(土)~2004年2月20日(金)

英題 A Boy’s Summer In 1945

黒木和雄監督/2002年/日本映画/日本語/118分/カラー/シネマスコープ/配給:パンドラ

1945年夏の黒木和雄監督自身の悲痛な体験からこの傑作が誕生した。少年の眼を通して敗戦を描き、上映中に数々の映画賞を受賞、多くの観客の支持を得た。

夕映えの道 

2003年9月20日(土)~2003年12月5日(金)

原題 Rue du Retrait

ルネ・フェレ監督/2001年/フランス映画/フランス語/90分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:角川大映映画

年齢や境遇を越えて育まれた老婦人と中年女性の友情。自立して生きる孤独と誇りをフェレ監督は温かいまなざしで包み、多くの女性の共感を得た。

氷海の伝説 

2003年6月28日(土)~2003年9月19日(金)

英題 Atanarjuat, The Fast Runner

ザカリアス・クヌク監督/2001年/カナダ映画/イヌイット語/172分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:アルシネテラン

イヌイットの監督により世界で初めてイヌイットの伝説が映像化された。失われつつある彼らの個有の文化が見事に描かれ、見る者に静かな感動を与えた。

おばあちゃんの家

2003年3月29日(土)~2003年6月27日(金)

英題 The Way Home…

イ・ジョンヒャン監督/2002年/韓国映画/韓国語/87分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:東京テアトル、ツイン

現代を代表する孫と、伝統の象徴ともいえる祖母の出会いは互いにカルチャーショックを与えつつ理解を深め合う。

草ぶきの学校

2002年12月21日(土)~2003年3月28日(金)

原題 草房子 / 英題 Thatched Memories

シュイ・コン(徐耿)監督/1999年/中国映画/中国語/107分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:日本ヘラルド映画

文化大革命前、1960年代の中国蘇州の小学校を舞台に、ひとりの少年の成長を描き現代を見つめ直す。子どもの心理描写に定評あるシュイ・コン監督作品。

明日、陽はふたたび 

2002年9月21日(土)~2002年12月13日(金)

原題 Domani

フランチェスカ・アルキブジ監督/2000年/イタリア映画/イタリア語/106分/カラー/シネマスコープ/配給:シネマテン

突然災害に襲われ日常生活が崩壊した人々の再生を温かいまなざしで見つめる。子供たちの生き生きした表情が印象的。

この素晴らしき世界 

2002年6月29日(土)~2002年9月20日(金)

原題 Musíme si Pomáhat

ヤン・フジェベイク監督/2000年/チェコ映画/チェコ語/123分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:大映

ナチ占領下に置かれたチェコ市民の抵抗精神を描き戦争の愚かさ、人間の尊厳を訴えた監督は多くの観客の支持を得た。

元始,女性は太陽であった—平塚らいてうの生涯 

2002年3月23日(土)~2002年6月28日(金)

英題 The Life of Raicho

羽田澄子監督/2001年/日本映画/日本語/140分/カラー/スタンダード/配給:岩波ホール

「青鞜」発刊の辞のみが一人歩きしていたらいてうの真実の姿を、羽田監督は日本の近現代史と重ね合わせて描いた。

落穂拾い

2002年2月9日(土)~2002年3月22日(金)

原題 Les glaneurs et la glaneuse

アニエス・ヴァルダ監督/2000年/フランス映画/フランス語/82分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:ザジフィルムズ

ミレーの絵画から現代人まで“ものを拾う人々”を追って、ヴァルダ監督はユーモア溢れる鋭い文明批評を展開する。

ホセ・リサール

2001年12月15日(土)~2002年2月8日(金)

原題 José Rizal

マリルー・ディアス=アバヤ監督/1998年/フィリピン映画/フィリピン語/178分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:岩波ホール

フィリピン独立運動の精神的支柱であったホセ・リサール。志半ばで倒れたその高潔な生涯は観客に深い感動を与えた。

今日から始まる 

2001年9月8日(土)~2001年12月14日(金)

原題 Ҫa Commence aujourd’hui

ベルトラン・タヴェルニエ監督/1999年/フランス映画/フランス語/116分/シネマスコープ/配給:共同映画

リストラ、貧困、児童虐待は、今や日本でも日常の社会問題となったが、タヴェルニエ監督は決して絶望せず子どもたちの明るい将来を信じて問題提起を行う。

山の郵便配達 

2001年4月7日(土)~2001年9月7日(金)

英題 Postmen in the Mountains

フォ・ジェンチイ(霍建起)監督/1999年/中国映画/中国語/93分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:東宝東和

IT全盛の時代の中で、コツコツと郵便を配達する父と息子の2日間の旅は、今の日本から失われつつある人と人との絆を思い出させ、国境を越えた感動を呼んだ。

パン・タデウシュ物語

2000年12月16日(土)~2001年4月6日(金)

原題 Pan Tadeusz

アンジェイ・ワイダ監督/1999年/ポーランド=フランス映画/ポーランド語/154分/カラー/シネマスコープ/配給:アスミック・エース

ミツキエヴィチの長編叙事詩を映画化したワイダ監督は、二家族の対立とタデウシュの恋を通して民族のアイデンティティーを回復し、未来への希望を描いた。

老親 ろうしん 

2000年10月14日(土)~2000年12月15日(金)

英題 Roh Shin

槙坪夛鶴子監督/2000年/日本映画/日本語/112分/カラー/スタンダード/配給:企画制作パオ

実話に基づいて女性と高齢者の自立を描いたこの作品は、まさに介護の現実に直面する世代の幅広い共感を呼んだ。

伝説の舞姫 崔承喜(チェスンヒ)—金梅子(キムメジャ)が追う民族の心

2000年8月19日(土)~2000年10月13日(金)

英題 Choi Seung-Hee and Kim Mae-Ja

藤原智子監督/2000年/日本映画/日本語/90分/カラー/スタンダード/配給:岩波ホール

現代韓国舞踊の第一人者が戦前世界的に活躍した朝鮮舞踊家の足跡を追う。上映直前に偶然、南北首脳会談が実現した。

玻璃(ガラス)の城 

2000年4月1日(土)~2000年8月18日(金)

英題 City of Glass

メイベル・チャン(張婉婷)監督/1998年/香港(中国)映画/広東語/110分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:アミューズ

チャン監督はイギリスから中国に主権が回復する香港の現代史を描くことにより、自らのアイデンティティを追及した。

宋家の三姉妹(再上映 1998年初公開)

1999年12月18日(土)~2000年3月31日(金)

英題 The Soong sisters

メイベル・チャン監督/1997年/香港=日本映画/中国語/145分/カラー/シネマスコープ/配給:東宝東和

中国の近代史を変え、世界史にも影響を与えた三姉妹の生涯は、再上映にもかかわらず、観客の圧倒的な支持を得た。

Iwanami Hall
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