過去の上映作品一覧

P A S T F I L M S

2006

2006 上映作品

赤い鯨と白い蛇

2006年11月25日(土)~2007年3月9日(金)

英題 A Red Whale and a White Snake

せんぼんよしこ監督/2005年/日本映画/日本語/102分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:東北新社クリエイツ、ティー・オー・ピー

78歳で映画監督デビューを果たしたせんぼん監督。世代の違う5人の女性のみの出演で、反戦の思いを今残さなければという切迫した気持が伝わってくる。

紙屋悦子の青春 

2006年8月12日(土)~2006年11月24日(金)

英題 The blossoming of Etsuko Kamiya

黒木和雄監督/2006年/日本映画/日本語/113分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:パル企画

特攻として命を落とす青年と彼を慕う娘。青年の友人と結婚した人生を夫婦で振り返る。黒木和雄監督は完成直後に急逝。非戦の思いが通低音となって流れる。

母たちの村 

2006年6月17日(土)~2006年8月11日(金)

原題 Moolaadé

ウスマン・センベーヌ監督/2004年/フランス=セネガル映画/マンディンゴ語/124分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:アルシネテラン

現在もアフリカの一部の国に残る女性性器切除の風習。悪習を断つため立ち上がる1人の母親の姿を、女性を尊ぶセンベーヌ監督が気高く描き、観客の共感を得た。

家の鍵 

2006年4月8日(土)~2006年6月16日(金)

原題 Le chiavi di casa

ジャンニ・アメリオ監督/2004年/イタリア映画/イタリア語/111分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:ザジフィルムズ

障害を持つ息子と15年ぶりに再会する父親。ぎこちない2人の絆が短かい旅を通じて徐々に深まる。実際の障害者を起用し、辛い現実と共に希望を提示する。

死者の書

2006年2月11日(土)~2006年4月7日(金)

英題 The Book of the Dead

川本喜八郎監督/2005年/日本映画/日本語/40分/カラー/スタンダード/配給:桜映画社

折口信夫の小説を人形アニメーションの第一人者川本喜八郎監督が映像化。亡霊となった大津皇子の鎮魂のため布を織る郎女のひたむきな表情は生身の人間を超える。

Iwanami Hall
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