過去の上映作品一覧

P A S T F I L M S

2007

2007 上映作品

サラエボの花 

2007年12月1日(土)~2008年2月8日(金)

原題 Grbavica

ヤスミラ・ジュバニッチ監督/2006年/ボスニア・ヘルツェゴヴィナ=オーストリア=ドイツ=クロアチア映画/ボスニア語/95分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:アルバトロス・フィルム、ツイン

旧ユーゴ。かつて平和裏に共存していた民族同士が憎しみ合い、互いに残酷な行為に走る戦争の愚かしさを告発し、悲しみから再生する母娘を温かく描く。

白い馬の季節 

2007年10月6日(土)~2007年11月30日(金)

英題 Season of The Horse

ニンツァイ(寧才)監督/2005年/中国映画/モンゴル語/105分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:ワコー、フォーカスピクチャーズ

内モンゴルの遊牧生活の破綻を描きながら地球温暖化、砂漠の拡大、都会と地方の格差等の問題が全世界共通であることを指摘、見る者の共感を呼んだ。

ヒロシマナガサキ 

2007年7月28日(土)~2007年10月5日(金)

原題 White Light/Black Rain

スティーヴン・オカザキ監督/2007年/アメリカ映画/日本語、英語、韓国語/86分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:シグロ、ザジフィルムズ

被爆者の証言を中心に新たな資料も加えて構成。全米ケーブルTVで1ヶ月間繰返し放映。終わりのない放射能被害を知らずにいる人々に大きな衝撃を与えた。

終りよければすべてよし 

2007年6月2日(土)~2007年7月27日(金)

英題 All’s Well that Ends Well

羽田澄子監督/2006年/日本映画/日本語/129分/カラー/スタンダード/配給:自由工房/ドキュメンタリー

ますます進む日本社会の高齢化問題をライフワークとする羽田監督の新作は、模索を続ける医療現場の状況を描き、将来を不安視する多くの観客の支持を得た。

約束の旅路

2007年3月10日(土)~2007年6月1日(金)

原題 Va, vis et deviens

ラデュ・ミヘイレアニュ監督/2005年/フランス映画/フランス語、ヘブライ語、アムハラ語/149分/カラー/シネマスコープ/配給:カフェグルーヴ、ムヴィオラ

アイデンティティに悩みながら“4人の母”に見守られて成長する少年。難民キャンプに井戸を掘るための、初の試みであるブログ基金も話題となった。

Iwanami Hall
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