P A S T F I L M S
2009年12月5日(土)~2010年2月19日(金)
原題 Katyń
アンジェイ・ワイダ監督/2007年/ポーランド映画/ポーランド語、ドイツ語、ロシア語/122分/カラー/シネマスコープ/配給:アルバトロス・フィルム
70年前の「カティンの森」事件で自らも父を失ったワイダ監督は、共産党政権下で話題にすらできなかった真実を格調高く描く。2010年一番のヒットとなった。
2009年10月10日(土)~2009年12月4日(金)
原題 Les Plages d’Agnès
アニエス・ヴァルダ監督/2008年/フランス映画/フランス語/113分/カラー/ヴィスタビジョン/配給:ザジフィルムズ/ドキュメンタリー
女性監督の先駆者でありヌーヴェルヴァーグの旗手アニエス・ヴェルダ。自身と夫ジャック・ドゥミ作品の一部分をちりばめながら軽やかに80年の人生と愛を語る。
2009年9月26日(土)~2009年10月9日(金)
「5時から7時までのクレオ」
原題 Cléo de 5 à 7
アニエス・ヴァルダ監督/1961年/フランス=イタリア映画/フランス語/90分/モノクロ/ヴィスタヴィジョン/配給:ザジフィルムズ
「シェルブールの雨傘」
原題 Les Parapluies de Cherbourg
ジャック・ドゥミ監督/1963年/フランス映画/フランス語/91分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:ハピネット
「幸福~しあわせ~」
原題 Le Bonheur
アニエス・ヴァルダ監督/1964年/フランス映画/フランス語/80分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:ザジフィルムズ
「ロシュフォールの恋人たち」
原題 Les Demoiselles de Rochefort
ジャック・ドゥミ監督/1966年/フランス映画/フランス語/127分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:ハピネット
「ロバと王女」
原題 Peau d’âne
ジャック・ドゥミ監督/1970年/フランス映画/フランス語/89分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:セテラ・インターナショナル
「ジャック・ドゥミの少年期」
原題 Jacquot de Nantes
アニエス・ヴァルダ監督/1991年/フランス映画/フランス語/120分/カラー&モノクロ/ヴィスタヴィジョン/ドキュメンタリー
「落穂拾い」
原題 Les Glaneurs et la glaneuse
アニエス・ヴァルダ監督/2000年/フランス映画/フランス語/82分/カラー/ヴィスタヴィジョン/ドキュメンタリー
2009年8月1日(土)~2009年9月25日(金)
原題 Cento Chiodi
エルマンノ・オルミ監督/2006年/イタリア映画/イタリア語/94分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:クレストインターナショナル
真実は書物ではなく人生の中にある。「木靴の樹」以来30年ぶりにエキプ公開のオルミ監督、その現代文明批判は幅広い観客の共感を呼んだ。
2009年6月13日(土)~2009年7月31日(金)
英題 A Story of Manchurian Settler Communities
羽田澄子監督/2008年/日本映画/日本語/120分/カラー/スタンダード/配給:自由工房/ドキュメンタリー
羽田監督は、戦時中満蒙開拓の名目で中国奥地に送られ敗戦と共に棄民された人々のその後を描き、国家の非情と無責任を追及して多くの観客の支持を得た。
2009年4月18日(土)~2009年6月12日(金)
英題 Buddha Collapsed out of Shame
ハナ・マフマルバフ監督/2007年/イラン=フランス映画/ダリー語/81分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:ムヴィオラ、カフェグルーヴ
学校に行って学びたいと願う少女バクタイの日常を追うことにより19歳の女性監督マフマルバフはアフガニスタンの子供たちが置かれた現状を鋭く告発した。
2009年2月21日(土)~2009年4月17日(金)
英題 The Syrian Bride
エラン・リクリス監督/2004年/イスラエル=フランス=ドイツ映画/アラビア語、ヘブライ語、英語、ロシア語、フランス語/97分/カラー/シネマスコープ/配給:シグロ、ビターズ・エンド
人生で最も幸せであるべき結婚式が家族との永遠の別れの日になるのか。占領下の境界線がもたらす不条理と世代による価値観の違いが見事に描き出された。