P A S T F I L M S
2010年10月9日(土)~2010年12月3日(金)
原題 Une vie toute neuve
ウニー・ルコント監督/2009年/韓国=フランス映画/韓国語/92分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:クレストインターナショナル
自分はなぜ愛する父に捨てられたのか。9歳の少女が体験する理不尽な戸惑いと悲しみが見る者の涙を誘う。毅然として運命を受け入れる少女の瞳が美しい。
2010年8月7日(土)~2010年10月8日(金)
原題 Séraphine
マルタン・プロヴォスト監督/2008年/フランス=ベルギー=ドイツ映画/フランス語/126分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:アルシネテラン
20世紀前半のフランスに実在した知られざる素朴派の女性画家。その生涯を追って芸術家の魂と苦悩を描き、彼女の名を一躍日本で広めることとなった。
2010年6月12日(土)~2010年8月6日(金)
原題 Entre les murs
ローラン・カンテ監督/2008年/フランス映画/フランス語ほか/128分/カラー/シネマスコープ/配給:東京テアトル
中学校の教師と生徒の関係には世界共通の悩みと喜びがあることを生き生きと描写し、カンヌ最高賞を受賞。日本でも若い観客を中心に共感と賞賛を得た。
2010年5月1日(土)~2010年6月11日(金)
原題 Cristóvão Colombo – O Enigma
マノエル・ド・オリヴェイラ監督/2007年/ポルトガル=フランス映画/ポルトガル語、英語/75分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:アルシネテラン
100歳を超えてなお新作を作り続けるオリヴェイラ監督の自在な若々しい映像に世界中が喝采を送り、日本でも多くの映画ファンの驚きを呼んだ。
2010年4月17日(土)~2010年4月30日(金)
原題 ’Non’, ou A Vã Glória de Mandar
マノエル・ド・オリヴェイラ監督/1990年/ポルトガル=フランス=スペイン映画/ポルトガル語/112分/カラー/ヴィスタヴィジョン/配給:アルシネテラン
岩波ホールセレクション
2010年3月20日(土)~2010年4月16日(金)
原題 Un condamné à mort s’est échappé ou Le vent souffle où il veut
ロベール・ブレッソン監督/1956年/フランス映画/フランス語/97分/モノクロ/スタンダード/配給:クレストインターナショナル
岩波ホールセレクション<抵抗と人間>
2010年2月20日(土)~2010年3月19日(金)
原題 Le Silence de la Mer
ジャン=ピエール・メルヴィル監督/1947年/フランス映画/フランス語/86分/モノクロ/スタンダード/配給:クレストインターナショナル
岩波ホールセレクション<抵抗と人間>
2009年12月5日(土)~2010年2月19日(金)
原題 Katyń
アンジェイ・ワイダ監督/2007年/ポーランド映画/ポーランド語、ドイツ語、ロシア語/122分/カラー/シネマスコープ/配給:アルバトロス・フィルム
70年前の「カティンの森」事件で自らも父を失ったワイダ監督は、共産党政権下で話題にすらできなかった真実を格調高く描く。2010年一番のヒットとなった。