過去の上映作品一覧

P A S T F I L M S

2017

2017 上映作品

女の一生

2017年12月9日(土)~2018年2月2日(金)

原題 Une Vie

ステファヌ・ブリゼ監督/2016年/フランス映画/フランス語/119分/カラー/スタンダード/配給:ドマ、ミモザフィルムズ

フランスの傑作古典文学を、主人公ジャンヌの視点に置き換え、新たに映像化。彼女の人生に続く苦難と心情を繊細に綴り、観る者の心を揺さぶった。

はじまりの街

2017年10月28日(土)~12月8日(金)

原題 LA VITA POSSIBILE / 英題 A POSSIBLE LIFE

イヴァーノ・デ・マッテオ監督/2016年/イタリア=フランス映画/イタリア語/107分/5.1ch/シネマスコープ/配給:クレストインターナショナル

夫のDVから逃げ友を頼りトリノへ移り住む親子の再生の物語。思春期の少年の成長と人生の再出発を描き、イタリアが誇る二大女優の競演が話題となった。

笑う故郷

2017年9月16日(土)~10月27日(金)

原題 El Cludadano Ilustre  / 英題 The Distinguished Citizen

ガストン・ドゥプラット監督、マリアノ・コーン監督/2016年/アルゼンチン=スペイン映画/117分/カラー/配給:パンドラ

アルゼンチン出身のノーベル賞作家が40年ぶりに故郷に帰る。熱烈な歓迎がいつしか思いがけない方向へと転換し、人間の嫉妬や侮辱などを露わにした悲喜劇。

静かなる情熱 エミリ・ディキンスン

2017年7月29日(土)~9月15日(金)

原題 A QUIET PASSION

テレンス・デイヴィス監督/2016年/イギリス=ベルギー映画/英語/125分/カラー/シネマスコープ/配給:アルバトロス・フィルム、ミモザフィルムズ

「アメリカ文学史上の奇跡」と言われた女性詩人の伝記的作品。宗教や常識など当時の価値観に縛られず自身と向き合い続けた女性の姿が多くの共感を呼んだ。

残像

2017年6月10日(土)~7月28日(金)

原題 Powidoki / 英題 Afterimage

アンジェイ・ワイダ監督/2016年/ポーランド映画/ポーランド語/99分/カラー/シネマスコープ/配給:アルバトロス・フィルム

2016年10月に急逝したワイダ監督の遺作。社会主義政権下で自由な表現が制限される中、自らの信念を貫いた前衛画家。その孤高の姿が監督と重なった。

草原の河

2017年4月29日(土)~6月9日(金)

原題 河 / 英題 River

ソンタルジャ監督/2015年/中国映画/チベット語/98分/ヴィスタサイズ/配給:ムヴィオラ

厳しく広大な自然の中で、牧畜を営む家族の三世代の心情を、少女の目を通して描く。チベット映画の第一世代の監督と当時6歳の主演の少女も話題になった。

娘よ

2017年3月25日(土)~4月28日(金)

原題 DUKHTAR  / 英題 DAUGHTER

アフィア・ナサニエル監督/2014年/パキスタン=米国=ノルウェー映画/93分/配給:パンドラ

パキスタン映画の日本初公開。実話を元に娘を守るために因習と闘う母を、同国の女性監督が現実を見つめ、未来に希望をたくす上質な娯楽映画に仕上げた。

家族の肖像 デジタル完全修復版

2017年2月11日(土)~3月24日(金)

原題 Gruppo di famiglia in un interno  / 英題 Conversation Piece

1978年にエキプで初公開し、大ヒットした伝説的名作がデジタル修復で甦る。往年のファンから若い世代まで、多くが詰めかけ豪華絢爛な世界に酔いしれた。

Iwanami Hall
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