2021年09月01日(水)

Aプログラム シェンゲラヤ家の栄光

映画祭

「ジョージア映画の父」ニコロズ・シェンゲラヤ監督と大女優ナト・ヴァチナゼとの間に生まれたエルダルとギオルギの兄弟。一家はジョージア映画を草創期から今日まで牽引し、守り発展させてきた。彼らの作品にスポットをあてる。

「エリソ」

  • 1月29日(土)10:30、15:30
  • 2月8日(火)13:00
  • 2月18日(金)18:00
ニコロズ・シェンゲラヤ監督/1928/白黒/80分/サイレント・サウンド版

ジョージア無声映画の傑作。1864年のロシア帝政下、コーカサスの険しい山々を舞台に、抑圧された民族の心情が劇的に描かれる。リズミカルな展開、緻密なモンタージュなど当時の映画美学の全てが注ぎこまれた。国民的文豪アレクサンドレ・カズベギの原作。
※「アラヴェルディの祭」併映

「アラヴェルディの祭」

  • 1月29日(土)10:30、15:30
  • 2月8日(火) 13:00
  • 2月18日(金)18:00
ギオルギ・シェンゲラヤ監督/1962/白黒/52分

ギオルギ・シェンゲラヤ 監督の第1作。タルコフスキー監督が「この作品によって映画の新しい時代が始まった」と評したという。カヘティ地方の大聖堂で行われる由緒ある祭で一人の男が起こした行動をとおして、民族的伝統の意味を問う鮮烈な映像詩。(「20世紀ジョージア短編集」未知谷刊)
※「エリソ」併映

「白いキャラバン」

  • 1月29日(土)13:00
  • 2月8日(火) 18:30
  • 2月18日(金)10:30、15:30
エルダル・シェンゲラヤ+タマズ・メリアヴァ共同監督/1963/白黒/97分

エルダル・シェンゲラヤ 監督のジョージア帰郷後の第1作。コーカサスの山岳地帯からカスピ海沿岸へ羊の群れを追う牧夫たちの厳しい生活。孤独、歓び、憧れ、切なさ。人々の気高い魂を、大自然を背景に描く。2019年カンヌ国際映画祭カンヌクラシック部門で上映。

「青い山-本当らしくない本当の話」

  • 1月29日(土)18:30
  • 2月8日(火) 10:30、15:30
  • 2月18日(金)13:00
エルダル・シェンゲラヤ監督/1983/カラー/97分

カンヌ国際映画祭で歴史的名作ベスト20に選ばれた。若い作家が自作の小説を出版するために出版所を訪れる。そこで見た職員たちの常軌を逸した姿をとおし、役人社会の実態をエルダル得意のユーモアと風刺で描く。後のソヴィエト連邦崩壊を予見した作品。

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