国民的画家ピロスマニ(1862?~1918)。彼の生涯と芸術を天賦の才に恵まれた二人の監督が見事に描く。目眩く映像美と清澄な世界。対照的な2作品を最新のデジタルリマスター版で上映する。ギオルギ・シェンゲラヤ監督追悼上映。
「ピロスマニのアラベスク」
- 1月30日(日)13:00、18:30
- 1月31日(月)10:30、15:30
- 2月9日(水)13:00、18:30
- 2月19日(土)10:30、15:30

パラジャーノフ監督はトビリシ生まれのアルメニア人。その傑出した才能のために投獄され、長く沈黙を強いられたが、ジョージアの映画人によって復活を果たす。親友ギオルギ・シェンゲラヤ監督に応えるように、ピロスマニへの思いを自らの汎コーカサス的ともいえる世界に描く。
※「ピロスマニ・ドキュメンタリー」併映
「ピロスマニ」
- 1月30日(日)10:30、15:30
- 1月31日(月)13:00、18:30
- 2月9日(水)10:30、15:30
- 2月19日(土)13:00、18:30

ピロスマニは生涯の大半を日々の糧とひきかえに絵を描き続けた。ギオルギ・シェンゲラヤ監督は、画家の人生と魂を清冽に描き、その姿にジョージアの人と文化、歴史、風土への思いを重ねた。イコンに例えられるピロスマニの絵に映像は倣い、映画は崇高な輝きを帯びる。
「ピロスマニ・ドキュメンタリー」
- 1月30日(日)13:00、18:30
- 1月31日(月)10:30、15:30
- 2月9日(水)13:00、18:30
- 2月19日(土)10:30、15:30

ピロスマニの人生と作品を、証言と当時の写真を交えて描く。幻の作。
※「ピロスマニのアラベスク」併映
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