岩波ホール2020年のラインアップ
2019年12月20日(金)

岩波ホール2020年のラインアップ

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岩波ホール2020年のラインアップをご紹介します。劇場ではリーフレットもお配りしておりますので、ぜひ今後のご鑑賞のご参考にされてください。


リンドグレーン Unga Astrid

ペアニレ・フィシャー・クリステンセン監督/スウェーデン=デンマーク映画/2018年/カラー/スウェーデン語、デンマーク語/123分/ミモザフィルムズ配給

「長くつ下のピッピ」「ロッタちゃん」シリーズをはじめ、全世界100か国以上で翻訳されている児童文学作家アストリッド・リンドグレーンの若き日々を描いた伝記映画。スウェーデンの片田舎で平穏に過ごしていた10代のアストリッドは、自由と刺激に満ちた世界を求めて地元の新聞社で働き始める。執筆の才能を開花させた矢先、彼女の人生は予期せぬ方向へと進んでいく…。苦難に立ち向かった作家の知られざる半生と名作誕生のルーツに迫る感動作。

上映中

巡礼の約束 A La Changso

ソンタルジャ監督/中国映画/2018年/カラー/109分/ムヴィオラ配給

日本初のチベット人監督の劇場公開作と注目された『草原の河』のソンタルジャ監督の最新作。突然、聖地ラサへの巡礼の旅に出ると夫に告げる妻。その決意には、ある秘密があった。ひとり旅に出た妻を心配して追ってくる夫。そして妻の実家に預けられ、心を閉ざしていた前夫との息子もやってきた。後悔、嫉妬、わだかまりを抱えながらも、3人は少しずつ近づき、ラサを目指して旅を続けるのだが――。往年の名作『山の郵便配達』を彷彿とさせるような、しみじみとした感動が心に広がる秀作。

2月8日より

モルエラニの霧の中

坪川拓史監督/日本映画/2019年/カラー・モノクロ/日本語/215分/ティーアーティスト配給

「美式天然」「ハーメルン」などで世界的に評価の高い映画作家“坪川拓史”が、2011年に移住した北海道室蘭市を舞台に5年半を費やして作り上げた7章のオムニバス作品。町の実話を盛り込んだ脚本と、制作費集めと出演の半数を市民が担う試みに、香川京子、大塚寧々、小松政夫、坂本長利らが賛同し出演。変わり行く町に生きる人々の静かな眼差しを、美しい四季を背景に描き出す。2018年に急逝した俳優大杉漣の最後の劇場公開作。第43回サンパウロ国際映画祭招待作品。

3月21日より

 

ペトルーニャに祝福を Got Exists, Her Name Is Petrunya

テオナ・ストゥルガー・ミテフスカ監督/北マケドニア映画/2019年/カラー/マケドニア語/110分/アルバトロス・フィルム配給

北マケドニアの小さな町では、毎年1月に司祭が木製の十字架を川に投げ入れ、何百人もの男たちがそれを追って川に飛び込む儀式が行われている。十字架を手に入れた者には幸運と繁栄がもたらされるという。就職面接で不採用となったペトルーニャは、帰りがけに儀式に遭遇、思わず川に飛び込むと十字架を手に入れてしまう。男たちは、女人禁制の儀式に彼女が参加したことに激怒、大騒動に発展するが…。第69回ベルリン国際映画祭コンペティション部門エキュメニカル審査員賞受賞。

4月25日より

DAFNE(原題)

フェデリコ・ボンディ監督/イタリア映画/2019年/カラー/イタリア語/94分/ザジフィルムズ配給

ダフネは快活で社交的なダウン症の女性。スーパーで働きながら、母マリア、父ルイジと平穏に暮らしていた。しかしマリアに突然の死が訪れ生活が一変。年老いたルイジは自分が死んだら娘が独り残されてしまう、と不安に苛まれてふさぎ込んでしまう。ある日ダフネは、母の生まれた村を訪れてみようと父に提案。その旅は、愛する人の死を乗り越え、互いを理解し合うための、かけがえのないものになっていく…。ベルリン国際映画祭パノラマ部門国際批評家連盟賞受賞。

6月6日より

 

The Cordillera of Dreams(原題)

パトリシオ・グスマン監督/チリ映画/2017年/カラー/フランス語/アップリンク配給

 

シリアにて(原題) INSYRIATED

フィリップ・ヴァン・レウ監督/ベルギー=フランス=レバノン映画/2017年/カラー/アラビア語/ブロードウェイ配給

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